エコログが供給するLPガス設備全てに、遠隔監視用の「異常検知システム」を装備。異常を察知した場合には、24時間365日いつでも通知を受け取ることができ、お客様へもお電話にて状況を確認します。
緊急性が高い場合にはお部屋に直接伺い、被害拡大を未然に防ぎます。
LPWAとは「Low Power Wide Area」を略したもので「省電力かつ広範囲での無線通信が可能」という特長をもった通信技術の総称です。この技術を使ってガスメーターの検針等を遠隔で行うシステムです。
弊社にてガスの供給停止が可能となります。
敷地内に立ち入ることなくガスメーターの数値の確認ができます。
弊社にてガスの残量を把握する事でガス切れ防止につながります。
ガスメーターの遮断状況を確認し速やかな災害復旧につなげます。
※お客さま宅での通信状況等により、LPWA機器を設置できない場合がございます。
※通常、メーターへのLPWA機器の設置作業には15分程度を要します。(お客さまの費用負担はございません。またお立会いなしでも設置可能です)
24時間365日、お客様が安心してガスをお使いいただけるよう、エコログではすべてのお客様へLPWA機器の設置を行っております。
日常的に利用されるLPガス機器の安全性の確保はお客さまに安心してお使いいただくための絶対条件です。
これまで地震などの大規模な災害時において、どの被災地においてもライフラインの早期復旧が課題となりました。その中でLPガスは復旧の早さや避難場所などにすぐに対応してきたことなどから、多くの人々の暮らしに安心をもたらしました。
このように、LPガスは「災害にも強い」ことが実証されています。
LPガスが家庭用エネルギーとして利用されるようになったのは、1952年(昭和27年)頃からで、以来半世紀以上にわたり利用されており、現在では全国で約2,500万世帯にまで普及しています。
この普及拡大の原動力となったのは、普及当初から進めている自主保安運動や、マイコンメーターを中心とした安全器具及び安全装置付きガス器具の全国的な普及など、LPガスの総合的な安全システムを構築したことに因っています。
・極めて低いLPガス事故の発生率
LPガスの事故発生率は0.90件/10万世帯(平成23年実績)、死亡事故発生率は0.004人/件(同)と、極めて低くなっています。これは「家庭内における不慮の事故」※による死亡事故発生率(31.09件/10万世帯、平成23年実績)と比べても大幅に低い数値であることが分かります。
※「家庭内における不慮の事故」とは、家庭(生活を営む住居・敷地内)で発生した事故全般をいう。(平成23年度は、16,722件)
マイコンメーター
ガスもれなどガスの流れや圧力などに異常があるとマイコンメータが自動的にガスを遮断します。
※マイコンメータには、ガスを使用中に大きな地震(震度5相当以上)があった場合には、ガスを止める保安機能が搭載されています。
Siセンサーコンロ
すべての火口に安全センサー(立消え安全装置・調理油過熱防止装置・消し忘れ消火機能)を搭載したガスコンロです。
ヒューズガス栓
ゴム管の脱落や切断、ガス栓の誤開放によって大量のガスが流れたときに自動的にガスの流れを遮断する機能を備えています。
ガス警報
ガスもれをすばやく感知し、ブザーや音声で知らせます。
CO(一酸化炭素)警報器
不完全燃焼で発生したCO(一酸化炭素)を感知し、ブザーや音声で知らせます。
不完全燃焼防止装置付き小型湯沸器
不完全燃焼が発生した場合、ガスを自動的に止めます。
※不完全燃焼防止装置の付いていない小型湯沸器は、不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)中毒事故が発生する可能性がありますので早めに交換してください。
エコジョーズ
屋外の空気を使って燃焼し、排ガスも屋外に排出するので、不完全燃焼対策に有効です。
また、省エネ性能にも優れています。
プロパン(LP)ガスは、料理やお風呂、暖房など、私たちのくらしに欠かせない身近なエネルギーです。
環境にやさしく、災害に強く、持ち運びしやすいことから、さまざまな場面で使われています。実はすごいプロパンガスについて紹介します。
LPガスは、全国の約半分のご家庭(約2,400万世帯※)で使われています。
料理やお風呂を沸かしたり部屋を暖めたりするときなどに使われる、くらしを支えるエネルギーです。また、持ち運びしやすいため、山間部や島しょ部でも使うことができる身近なエネルギーです。
※出典:日本LPガス協会
都市ガスと比べて発熱量が大きくハイカロリーで、燃焼時の熱量は約2.2倍もあり、火力が強いのが特長のひとつ。そのため、火力が強い方がおいしく仕上がる中華料理屋、天ぷら専門店、鉄板焼き屋などでも使われています。
ご家庭だけでなく学校やレストラン、タクシーやバスなど、実は様々な身近な場所で活躍しています。
車両の燃料
学校 (ガス空調”GHP”)
レストラン
コインランドリー
(ガスのパワフル温風で衣類乾燥)
熱気球
工場
1軒ずつお届けしているLPガスは、設備の点検や復旧がスムーズに行え、災害時でもすばやく安全確認ができます。東日本大震災の際には、約3週間ほどでほぼ復旧が完了し、都市ガスや電力よりも早い時期に全面復旧することができました。
LPガス
一軒ずつの分散型で、すばやい復旧が可能な個別点検
都市ガス
各戸の器具点検やガス栓閉止確認が必要なため、復旧に時間がかかる
石炭や石油などの他のエネルギーと比べて、二酸化炭素の排出量が少なく、燃焼時の排出ガスも少ないクリーンエネルギー。
また、酸性雨の原因といわれている窒素酸化物や硫黄酸化物をほとんど発生させないエネルギーです。
LPガス販売店は、お客さまの安全を守るために次に記載する「定期点検」を含めて、以下の7つの保安業務を行うことが義務付けられています。
保安業務は、認定を受けた保安機関が実施しなければならず、LPガス販売店自らが保安機関の認定を受ける場合と、LPガス販売店が認定を受けた保安機関に委託する場合とがあります。
1. 供給開始時点検・調査
LPガスの供給を開始するときに、設備の点検や調査を行います。
2. 容器交換時等供給設備点検
容器設置状況・圧力調整器、バルブ、供給管などの点検を行います。
3. 定期供給設備点検(4年に1回、設備によって6か月、1年、2年に1回)
供給設備のガス漏れ試験などを行います。
4. 定期消費設備調査(4年に1回、地下配管等に係る供給管は1年に1回)
消費設備のガス漏れ試験とガス器具や給排気設備などの調査を行います。
5. 周知(供給開始時および2年に1回、設備によって1年に1回)
LPガスの使用上の注意などを記載したパンフレット等(周知文)を定期的に配布します。
6. 緊急時対応
お客さまからの災害の発生または災害の発生のおそれなどの連絡に対して出動し迅速な措置を行います。
7. 緊急時連絡
お客さまからの災害の発生などの連絡に対して適切な指示・助言を行います。(出動を伴いません)
・供給開始時点検、調査
お客さまのガスご使用の安全確保のため、ガス供給事業者はお客さまのガス設備について、法令(お客さまへのLPガスの供給の方法によって「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律(液化石油ガス法)」または「ガス事業法」)に従い、数年に一度定期点検をさせていただいております。
この定期点検は無料です。是非とも定期点検にご協力をお願いします。
点検では、供給設備および消費設備のガス漏れ試験、ガス器具や給排気設備の調査などを行います。その際、もし継続して使用すると危険であると考えられるガス機器・ガス配管があった場合には、ガスのご使用の停止または取替えのご案内をさせていただくことがございます。
・点検日が近づいてきたら
日程調整のため、保安機関の点検担当者から電話連絡または直接訪問させて頂きます。
ご不在の際は「不在のお知らせ」を投函させて頂く場合があります。「不在のお知らせ」が投函されていた場合は、お手数ですが記載の連絡先までご連絡ください。
・点検当日
当日は、法令に従い、お客さまにお立ち会いをお願いすることとなります。
保安機関の点検担当者が室内にお邪魔をして点検作業を実施させて頂きます。
長期ご不在等で日程調整の連絡がつかないお客さまは、安全確保の観点から、法律に基づく点検期限を超えた後にLPガスの供給を一時的に停止させていただくことがあります。
停止の際に投函させていただいた「ガス一時停止のお知らせ」に記載した連絡先に日程調整のご連絡を頂き、お客さま立会いの下での点検が完了次第、再度供給を開始させていただきます。
ご理解賜りますようお願い致します。
小型湯沸器やガスストーブをお使いのお客さまへ
ご使用中は必ず換気をしてください!
換気が不十分だと、不完全燃焼による一酸化炭素中毒を起こし、最悪死亡事故にいたる恐れがあります。
・必ず窓を開けるか、換気扇を回してください
※ただし、屋内設置で同室にて排気筒(煙突)式風呂釜を使用しているときは、換気扇を回さないでください。場合により、風呂釜の排気を逆流させることがあります。
・使用中に火が消えたら、ただちにご使用を中止してください
使用中に燃焼停止したときは、一酸化炭素が発生している可能性があります。再点火して繰り返し使用すると、一酸化炭素中毒事故にいたる恐れがあります。
・安全装置が作動した時
安全装置が作動するのは、長時間使用で酸欠状態になったとき、経年劣化による熱交換器の詰まりが原因。
※安全装置が作動した時のお願い
小型湯沸器は不完全燃焼を起こすと、安全装置が働いて燃焼停止します。(安全装置が付いている場合)
その際は、”再点火はせずに”エコログまでご連絡をお願いします。
・風呂や洗濯機への給湯・シャワーにはご使用をしないでください
お風呂のお湯はり・足し湯・シャワーなど小型湯沸器にホース等を継ぎ足して長時間ご使用になると、室内の空気を汚染して不完全燃焼を起こす危険性があります。
ガスストーブをご使用になるときは、必ず30分に1回程度窓を開けて換気してください。